ストレスを軽減する3つの方法!ハーバード大学でも用いられ科学的根拠あり。1分でできる超簡単な方法も!?

心理学

近年はストレス社会で日常を過ごすだけで多くのストレスが溜まります。そこでストレス社会をうまく生き抜く方法を3つ紹介いたします。

スマホと距離を取る

1つ目のストレス軽減方法はスマホとの距離をとることです

なぜ、原因はスマホなのでしょうか?

それは、常にメッセージが届く状態であるため脳は緊張状態を保ち続けなければならないからです。

2018年に対子の研究者らが発表したデータでは、うつ病の人の脳は緊張状態がおさまらない傾向が示され、脳を疲弊させている可能性が考えられています。近年、増加傾向にあるうつ病の患者さんですが、原因はもしかするとスマホなのかもしれません。

スマホとの距離が近いといつでも通知が届く状態になってしまいます。これは脳にとってはどのタイミングで話しかけられても対応出来る状態を保ち続けなければならないということになり、緊張状態が長時間続くということになります。これを例えると家に車を停めるときはいつでも出発出来るようにずっとアイドリング状態にしておくのと同じようなことです。

最近は帰宅してもLINEなどで仕事の連絡を取るため、脳はずっと仕事をしているような感覚に近いのです。緊張状態が長時間続くと、脳は活動状態と休息状態の切り替えができず一日でとても疲れを感じたり、緊張が続くことでなかなか寝付くことが出来きなくなったりしてしまいます。

そこで、スマホとの距離を取る方法を紹介いたします。

1つは使用時間を決めるということです。例えば毎時0分から10分は使用しても良いと決めると、20時から20時10分は使用でき次に使用できるのは50分後となるため50分間は通知の届かない時間となります。すると、脳は緊張状態を緩めることができストレスをおさえることが出来るのです。

しかし、スマホは生活必需品で娯楽のために利用するという方も多いでしょうその場合は通知を切りアプリケーションを目につきにくい位置に格納してください。この方法でもすぐに連絡が取れるといった状態を抑える事ができるためストレスの軽減に繋がります。

自分の体に触れる

2つ目のストレス軽減方法は自分の体に触れることです。

自分自身の頬や肩、腕や胸に優しく触れたりなでたりすることでストレスが軽減されるそうです。アメリカのテキサス大学やハーバード大学におけるセルフ・コンパッションワークにも、この技法が取り入れられているそうです。

例えば、失敗した自分を責めるような心境になった時、いったん気持ちをリセットするために体に手を当ててみましょう。また、ストレスを感じた時胸に手を当て心臓の音を聞いたり、手首で脈を測ったりするのも効果的です。体のどの部分に手を当てるかは関係なく触れやすいところで構わないです。そしてルーティーン化が出来ると日常のいろいろなストレスに対応できるようになります。

私達は「手当て」という言葉を普通に使っていますが、実は自分の手を当て自身の手のぬくもりを感じたり、肌の柔らかさを感じたりすることは、自分をケアする方法として大変有用です。自分に手を当てると、だんだんと穏やかな気持ちになっていくのがわかるはずです。

紙に書き出す

2つ目のストレス軽減方法は紙に書き出すことです。

アメリカのテキサス大学教授、ジェームズ・ペネベーガー博士が、

嫌なことがあったときの状況を思い出しながら感情を込めて書くと、人の心は癒やされる

という研究結果をまとめています。

死と隣り合わせのような過酷な戦場を経験した退役軍人たちに、当時経験したことを、感情を込めて書いてもらったところ、トラウマの症状が軽減し、症状が軽くなったそうです。

頭に浮かんできてしまうことを「客観的に自分を分析」するために紙に書き出しましょう。その際のコツは「悲しい」「イヤ」とだけ書くのではなく物語のように「誰がどうなって嫌だと思った」「この環境でこうしたから悲しく感じた」など、結果と原因を分析しながら詳しく書いていくことです。

しかし、紙に書き出すには紙やペンを準備し机の前に座らないと行けないため長続きしないことがよくあります。そこでオススメしたいのがメモ帳にや付箋に書くということです。例えば、誰かから電話がかかってきたタイミングで書いたり、勉強の休憩の合間に書いたりと少しのスキマ時間で書くことが出来るため長期間つながるようになります。

まとめ

今回はストレスを軽減する3つの方法について紹介してきました。

1.スマホと距離をとる

2.自分の体に触れる

3.不安なことを紙に書き出す

3つすべてをやる必要はなくどれでも1つずつ出来るものからすすめていくことが大切です。みなさんのストレスが少しでも軽減されることを祈っています。

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