ついに、NVIDIAからRTX3050とRTX3090TIの発売が発表されました。この記事ではRTX3050の発売日やゲーム性能について考察していきたいと思います。グラボの高騰も続き人気のモデルは一瞬でなくなってしまうので事前情報は要チェックですね!
こちらは発売前の古い記事になります。発売後の新しく正確な情報は以下の記事に書いていますのでぜひ下のリンクからご覧ください。価格の考察は新しい記事に含まれていませんので価格の考察を見てから新しい記事を見ることをお勧めします。
発売日はいつ?
RTX3050の発売日は2022年1月27日(木)と発表されています。この発表はアメリカの時間での発売開始時間になります。発売時間についてはまだ未発表ですが過去の販売状況から予測してみます。
RTX3060が発売されるときは日本時間にすると発売日翌日の午前2時ごろだったので、RTX3050が発売されるのは2022年1月28日(金)午前2時ごろだと予測できます。午前2時に開いている店舗はほとんどないと思いますが、オンラインショッピングでは時間どおりに発売されることも多いのでオンラインショッピングで狙っている方は気をつけてください。
発売時間については17時~19時くらいから一斉に発売されることや開店と同時に発売する場合もありましたので事前にチェックが必要です。こちらのブログでも発売時間が分かり次第、お知らせをします。
発売価格の考察
発売価格は249ドルと発表されています。日本円に換算すると28,500円くらいです。しかし、この発売価格はあまり信用できません。
過去に発売された製品の価格と現在の販売価格をまとめたものが下の表のようになります。
型番 | 発表価格 | 発売時の価格 | 現在の価格 |
---|---|---|---|
RTX 3090 | 1499ドル(約16万円) | 20万9800円 | 31万5800円 |
RTX 3080 TI | 1199ドル(約12万7000円) | ー | 19万5799円 |
RTX 3080 | 699ドル(約7万4000円) | 9万9800円 | 14万9980円 |
RTX 3070 TI | 599ドル(約6万3000円) | ー | 13万3800円 |
RTX 3070 | 499ドル(約5万3000円) | 6万9980円 | 11万9530円 |
RTX 3060 TI | 399ドル(約4万2000円) | ー | 8万4900円 |
RTX 3060 | 329ドル(約3万5000円) | 5万7400円 | 7万6800円 |
RTX 2060 | 349ドル(約3万7000円) | 3万9800円 | 5万4980円 |
GTX 1660 | 219ドル(約2万3000円) | 2万4900円 | 6万4800円 |
GTX 1650 | 149ドル(約1万6000円) | 1万9800円 | 2万8800円 |
このように発表された価格よりも高い価格で発売されています。また、現在はグラフィックボードが品薄のため高騰していることから表の「現在の価格」という列の値上がり幅に近い価格で発売されると予測しています。
ここからは完全に推測になりますが、RTX3050の発売価格のほとんどのモデルが5万9千円~6万9千円の間に収まると予測しています。おそらく日本のローンチ発売で最廉価モデルとなるのは「玄人志向」で5万9千円台になるでしょう。また、LED装飾などがついたモデルでは6万円台後半から7万円台前半になると予測しています。現在、半導体が入手困難な状況が続いたため、どのメーカーでも装飾を華美にし販売価格を上げる販売戦略が取られているようです。
発売後の新しく正確な情報は以下の記事に書いていますのでぜひ下のリンクからご覧ください。
基本性能
下のグラフはNVIDIA公式によって旧世代であるGTX1650およびGTX1050と性能を比較したものになります。緑色の棒で示されるRTX3050に注目すると他の棒よりも遥かに性能が高いことがわかります。
基本スペックは下の表にまとめました。RTX3050の1世代前のモデルという位置づけのGTX1650とRTX3050より性能の高いRTX3060を比較しました。
使用 | GTX1650 | RTX3050 | RTX3060 |
---|---|---|---|
アーキテクチャ | Turing | Ampere | Ampere |
プロセス | 12nm | 8nm | 8nm |
CUDAコア | 896 | 2,560 | 3,584 |
ベースクロック ブーストクロック | 1,410MHz 1,590MHz | 1,550MHz 1,780MHz | 1,320MHz 1,780MHz |
メモリクロック | 12Gbps | 14Gbps | 15Gbps |
GPUメモリ | 4GB GDDR6 | 8GB GDDR6 | 12 GB GDDR6 |
メモリバス | 128-bit | 128-bit | 192-bit |
メモリ帯域幅 | 192GB/s | 224GB/s | 360GB/s |
TDP | 75W | 130W | 170W |
価格 | $149 | $249 | $329 |
まず、注目してほしいのがプロセスが12nm→8nmになったことです。ころは半導体を埋め込むことの出来る密度に関係し、数値が小さいほどより高性能になります。具体的にはプロセスが小さくなるとより少ない電力で高い性能を出すことが出来るようになります。
次はCUDAコアです。GPUの処理のほとんどがCUDAコアで行われるためCUDAコア数はGPUそのものの処理能力に直結すると言ってもいいほどです。CUDAコアはGTX1650と比較し1600個ほど増加しているため、大幅な性能強化が見込めます。
ベースクロックは「1秒間に出せる命令の数」と例えられることが多いです。ベースクロックはRTX3060より高くなっているためCUDAコアの差は1000ほどありますがそこまで大きな差は感じにくいと言えます。
TDPはGUPを稼働したときにかかる消費電力のことです。消費電力はGTX1650より増加しています。しかし、CUDAコアが3倍に増加していることを考えると、消費電力が75Wから130Wに増加したのはあまり気にすることではないかもしれません。
ゲーム性能
APEXやVALORANT、フォートナイトなどの比較的軽いゲームであれば144fpsは余裕で出すことができそうです。理由として、RTX3050より性能の低いGTX1660(CUDAコア:1500)ではHD画質で平均フレームレートが100fpsを超えているためそれより高性能なRTX3050は144fpsは余裕でだせるはずです。
また、RTX3050であれば軽いゲームをしながら配信をすることも問題なく出来ると思います。RTX3050にはライブ用エンコーダというものが搭載されています。RTX3050には NVIDIA Encoder (NVENC) を搭載し、高画質なライブ配信を実現できるそうです。さらに、お使いの配信ツールを GeForce RTX の機能で最適化することで、いつでも最高の配信を届けるも出来るようです。よって旧世代のGTXよりも快適にライブ配信を行うことができます。重いゲームをしながらの配信はRTX3050では厳しいと思われます。そこでオススメなのはRTX3050にはと同時に発表されたRTX3090TIになります。RTX3090TIは重いゲームをしながらの配信や動画編集を行うこともできるクリエイター向けグラフィックボードになります。詳細は下の記事で解説してあります。
配信や動画編集もできるクリエイター向けGPUがついに発売されます!過去最高の性能を誇るRTX3090TIの考察記事はこちらになります。
まとめ
①発売日は2022年1月28日(金)午前2時ごろ
②発売価格は5万9千台から6万円台
③有名FPSゲームが144fpsで遊べる性能
これらは、予測です。正確な情報が発表され次第、記事の更新とツイートをしようと思うのでぜひtwitterのフォローお願いします。
また,先日発売されたばかりの2万円台のコスパ最強グラフィックボードについても紹介しています。配信や動画作成をしないという方にはとてもおすすめのグラフィックボードとなります。
まだまだグラボの高騰が続いていますがもう少し待てばグラボの価格が下がるかもしれません。グラボの価格が下る時期について考察した記事もありますのでぜひご覧ください。
配信や動画編集もできるクリエイター向けGPUがついに発売されます!過去最高の性能を誇るRTX3090TIの考察記事はこちらになります。
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