【速報】神コスパRX6500XTついに発売開始!性能や価格を徹底考察。APEXは遊べる?

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ついにRX6500XTが発売されました。神コスパと言われているRX6500XTの性能や価格を徹底考察していきます。はたしてAPEXは何fpsで遊べるのでしょうか?AMDの神コスパの実力はいかに。

この記事ではRX6500XTの発売日や発売価格、性能について考察していきたいと思います。グラボの高騰も続き人気のモデルは一瞬でなくなってしまうので事前情報は要チェックですね!

グラボの高騰がいつまで続くか予測した記事もあるのでぜひご覧ください。

発売日はいつ?

発表会ではRX6500XTの発売日は2022年1月19日(水)と発表されました。しかし、この発表はアメリカの時間での発売開始時間になります。

日本ではアメリカよりも少し遅れて1月21日(金)11時に発売されました。今回は開店時刻と同じ時刻になっているのでオンラインショッピングと同時発売になりました。

発売価格はいくら?

発売価格は199ドルと発表されています。2022年1月21日11時現在$1ドルは113.79円なので日本円に換算すると22,644.21円になります。しかし、この発売価格はあまり信用できません。

過去に発売された製品の価格と現在の販売価格をまとめたものが下の表のようになります。

型番発表価格発売時の価格現在の価格
RTX 30901499ドル(約16万円)20万9800円31万5800円
RTX 3080 TI1199ドル(約12万7000円)19万5799円
RTX 3080699ドル(約7万4000円)9万9800円14万9980円
RTX 3070 TI599ドル(約6万3000円)13万3800円
RTX 3070499ドル(約5万3000円)6万9980円11万9530円
RTX 3060 TI399ドル(約4万2000円)8万4900円
RTX 3060329ドル(約3万5000円)5万7400円7万6800円
RTX 2060349ドル(約3万7000円)3万9800円5万4980円
GTX 1660219ドル(約2万3000円)2万4900円6万4800円
GTX 1650149ドル(約1万6000円)1万9800円2万8800円

このように発表された価格よりも高い価格で発売されています。また、現在はグラフィックボードが品薄のため高騰していることから表の「現在の価格」という列の値上がり幅に近い価格で発売されると予測しています。

事前に公開されていた市場想定価格は34,800円となっています。日本円換算の22,644円と比較すると1万円以上も値上がりしています。

現在、半導体が入手困難な状況が続いたため、どのメーカーでも装飾を華美にし販売価格を上げる販売戦略が取られているようです。また、半導体の数を減らしクロック数を上げる戦略も取られているように思えます。

グラフィックボードの価格高騰理由といつ値下がりするかについて考察した記事もありますのでぜひ読んでください。

ここからは価格の速報情報をお伝えします。2022年1月21日午前11時に発表されたオンラインショップの価格になります。最廉価モデルは3,3000円になります。 ほとんどのモデルが3万円台になってます。事前に発表されていた3,4800円という価格もあっていましたね。

【続報】最廉価モデルは玄人志向の税込29,700円になりました。最廉価モデルは発売時よりも3000円ほど安くなり2万円台で購入できるようになりました!しかし,オンラインショップでは3万円台中盤の価格が続いております.

基本性能

まず、はじめにRX6500XTのライバルとなるGTX1650の性能についても触れます。コア数においては大きく異るため記載しておりません。

GPURX6600XTRX6500XTGTX1650
プロセス7nm6nm12nm
ベースクロック2,359MHz2,610MHz1,410MHz
ブーストクロック2,589MHz2,815MHz1,590MHz
メモリクロック16Gbps18Gbps12Gbps
GPUメモリ8GB GDDR64GB GDDR64GB GDDR6
メモリバス128bit64bit128bit
メモリ帯域幅256GB/s144GB/s192GB/s
TDP160w107W75W
価格6,4800円3,3000円2,8000円

まず、注目してほしいのがプロセスが6nmになったことです。これは半導体を埋め込むことの出来る密度に関係し、数値が小さいほどより高性能になります。具体的にはプロセスが小さくなるとより少ない電力で高い性能を出すことが出来るようになります。しかし、プロセスを小さくするには発熱問題など解消しなければならない問題も多く高度な技術が必要となります。しかし、RX6500XTでは6nmとなっておりこれはグラフィックボードのプロセスにおいて史上初めてです。

クロックとはコンピューター内で動作のタイミングを合わせるために送られる信号のことです。そして、ベースクロックは「1秒間に出せる命令の数」と例えられることが多いです。つまりクロック数が高ければ高いほど素早い処理が可能になります。上位モデルであるRX6600XTと比較するとRX6500XTのほうがクロック数が高いため1秒間出せる命令の数はRX6500XTのほうが多いということになります。しかし、RX6600XTのほうが命令を同時に処理できる数が多いため総合性能ではRX6600XTのほうが高くなります。

TDPはGUPを稼働したときにかかる消費電力のことです。消費電力はRX6600XTより減少しています。長時間使用する人であれば消費電力が160Wから107Wに減少したのは1日の電気代が数十円変わってくるので運用コストも考えるとコスパのいい製品と考えることができます。

ゲーム性能、動画製作、配信性能

RX6500XTの位置づけとしてはAAAタイトルのゲームを画質に対してのこだわりはないが、フルHDでゲームをプレイしたいユーザを目的として販売しているようです。それに対しRX 6600の位置づけとしてはAAAタイトルのゲームを画質に対してのこだわりがあり、そしてフルHDでゲームをプレイしたいユーザを目的として販売しているようです。

AAAタイトルのゲームとは「大規模な人材と資金と開発時間を要して製作されたゲーム」のことを言います。有名なAPEXやフォートナイトもAAAタイトルの中に含められます。

下の画像は「Apex Legends」を中画質設定で遊んだときのデータです。

青いグラフは最低フレームレートで赤い棒グラフは平均フレームレートになっています。RX6500XTの値を見ると最低フレームレートは72.36で平均フレームレートは125.28fpsになっています。平均で125fpsも出ているため広範囲の映らない室内や洞窟内での戦闘は144fpsを狙うことができそうです。

また、Rainbow Six Siegeであれば平均で244fpsを中画質設定で出すことができるというデータが出ています。(データの引用元:https://www.youtube.com/watch?v=sTZjIUZ7o5E)

最後にハードウェアエンコードがないため画面録画や動画配信はスペック的に厳しいです。ハードウェアエンコードとはOBSなどの録画や配信に使用するソフトウェアを使用する際にデータの圧縮や符号化などの処理をグラフィックボードによって行うことを言います。つまり、RX6500XTではOBSの処理を行う事ができずCPUに過剰な負担がかかるためRX6500XTでの録画や配信はオススメできません。

まとめ

メリット

・発売価格は3,3000円から
・ゲームを画質が中または低
、フルHDでゲームをプレイしたいユーザ向け
・省電力
・APEXで144fpsも狙える。

デメリット

・配信や画面録画は厳しい

今まではグラフィックボードの高騰でAPEXを144fpsで遊ぼうと思うと6万円以上のグラフィックボードが必要でした。しかし、RX6500XTの発売で従来の半額で144fpsを出せるようになったためグラフィックボード市場は大きく変化するでしょう。今までになかったになかった層のグラボで買えなかったユーザもRX6500XTの発売で大きく変わるのではないでしょうか。グラボの高騰が続いているなか3万円台で144fpsが狙えるグラフィックボードはコスパ最強といえます。今まで買えなかったユーザはこれを機に購入を考えて見てもいいのではないでしょうか?

また、2022年1月28日(金)に発売を控えているRTX3050もコスパがいいという噂が立っています。

また、グラボの高騰がいつまで続くか予測した記事もあるのでぜひご覧ください。

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