神山まるごと高専とは？【倍率,受験方式について】

高専

2024.03.03

このサイトは2024年3月２日に更新されました。情報に誤りがあっても一切の責任を負いません

はじめに
特色
入試情報
おわりに

はじめに

神山まるごと高専は、単なる技術教育機関ではなく、学生一人ひとりの可能性を最大限に引き出し、地域社会と密接に連携しながら実践的な学びを提供することに重点を置いています。この高等専門学校は、技術だけでなく、持続可能な社会を築くための知識と能力を身につけることを目指しています。この記事では、神山まるごと高専の特色、入試情報、入学希望者が知りたい情報を網羅的に紹介します。

特色

神山まるごと高専は、他の高専と比較して、地域社会との連携に特に力を入れている点が大きな特徴です。学生は地元企業や組織と協力してプロジェクトを行い、実際の問題解決を通じて学びます。この実践的アプローチは、学生が単に技術を学ぶだけでなく、その技術を社会のためにどのように活用できるかを理解するのに役立ちます。また、小規模なクラスでの指導により、教員と学生間の密接な関係が築かれ、個々の学生の興味や強みに合わせたサポートが可能となっています。

入試情報

神山まるごと高専の入試は、複数の方法で行われます。入試倍率は年によって変動しますが、一般に高い競争率を示しており、準備は入念に行う必要があります。

倍数については、初年度の出願者数が399人で、44人が合格したため、倍率は約9倍であることが分かります。情報元(https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00851/00001/)

入試には、基礎学力の評価だけでなく、学生の創造性や問題解決能力を見る面接も含まれることが多いです。成功の鍵は、自己表現能力と熱意を示すことにあります。

まず、合格までの流れについて説明します。

初めに受験するためには学力重視のA方式、技術や才能重視のB方式の2種類があります。A方式とB方式は併願可能です。１次試験と２次試験の両方に合格した場合は入学可能となります。

しかし、１次試験に合格し２次試験に不合格となった場合でもC方式というチャンスがあります。C方式は学力試験や動画課題など受験生に対して個別の課題が出されます。このC方式に合格することでも入学可能となります

A方式

基本的な学力試験に重点を置いた受験ルートです。数学、国語の筆記試験が主体となり、これらの科目で高い能力を持つ学生に適しています。３つの方式の中で唯一学力試験がある方式なので、学力に自信を持つ人は大きなチャンスとなるでしょう。

早期から過去問題に取り組み、試験範囲内の科目を徹底的にマスターすることが重要です。また、時間管理能力を鍛えることで、試験時間内に最高のパフォーマンスを発揮できるようにしましょう。

B方式について

方式Bは、小論文や面接を中心とした受験ルートです。

この受験方式における小論文課題は、神山まるごと高専が学生に期待する「学習力」を重点的に評価するものです。この学習力は、具体的に「必要な学習を特定する力」「学習を継続する力」「学習を次の学習につなげる力」の3つの能力を指しています。これらは、学びを深め、知識を実生活や将来の学問、職業に活かすために不可欠な要素です。受験生は、これら3つの観点に沿って、自己の学習経験とそれに基づく自己評価を800字以内で述べるよう求められています。
面接では、自己表現能力と自信を持って自己PRをすることが求められます。事前に模擬面接を行い、準備を怠らないことが成功への鍵となります。